薬剤師転職時に人気の条件

ここでは「薬剤師が転職する時に人気の条件」について紹介します。

年120日以上休日がとれる

年120日以上の休日がとれる薬剤師求人を探す人が増えています。というのも、結婚などの機会に家庭への時間を多くとりたい、より長く落ち着いて仕事を続けたい、といった理由で、自分らしく仕事を楽しめるように、休日を大切にする人が多いからです。

年120日以上の休日がとれるというと、週休二日プラス少しの休みを入れられる職場ということになります。一見高い条件に見えますが、薬剤師求人では他の業界よりも多く見られるので、希望条件を見つけられる可能性は高くなります。職種も様々な分野に亘っており、病院やクリニック勤務、調剤薬局、ドラッグストアと選択の幅は広くあります。

全体的に多く薬剤師求人があるのが、調剤薬局です。小規模の薬局ではあまりありませんが、中規模からのところであれば、3、4人以上でシフトを回しているので、比較的休日についても融通が利き、年120日以上という条件で応募をしているところも多く見られます。たいていはある程度決まった病院の処方箋を取り扱うことが多くなるので、特定の科の処方に強い人を積極的に採用することがあります。そのため、募集内容をしっかり把握して、履歴書への記入や面接の際には、求められている分野についてのスキルをしっかりとアピールすることが肝心です。

また、ゆとりのある休日取得制度を設けている企業は、その他の支援制度も充実していることが多いので、薬剤師求人を見る時の一つのポイントともなります。育児支援として託児施設を併設していたり、産休・育休の取得に積極的であったりします。また、ゆとりを持って仕事をして、落ち着いて長く仕事を続けてほしいという希望が企業側にあるため、概して職場内の雰囲気も和やかなのもメリットと言えます。就職活動の際には、長期に亘っての勤務が希望である、と明確に伝えるなら、会社側の意向にあったポイントを突いた自己PRになるでしょう。

大手ドラッグストアでも、年120日以上の休日がとれる、という条件で薬剤師求人を出すことが比較的多くあります。その際には、営業時間と残業の有無についてしっかり確認することが大事です。というのも、繁華街などのドラッグストアでは早朝勤務や深夜勤務があることが多いからです。ですから、休日の日数だけに目を奪われないで、希望の条件かどうかを総合的に判断することが上手な職場探しにつながるでしょう。このように、自分の望む条件に適っているかを、求人情報をしっかりと見て、自分らしく長く働ける職場を見つけましょう。

土日休み

土日が休みの職場といえば、一般企業の事務職をイメージします。「9時5時・土日祭日休」が浸透している現在、「9時5時・土日祭日休」の勤務は当たり前で、その他はイレギュラーと考えている人も多いと思われます。しかし、人命に関わる業務が中心の医療の最先端では、「365日、年中無休」の体制が取られています。むしろ「9時5時・土日祭日休」のほうが、医療の最先端では珍しいといえそうです。さらに、薬剤師に特化していえば、医療系の資格者には珍しく「9時5時・土日祭日休」の体制が比較的多いようですが、病院や入院施設を持つ診療所などへの勤務の場合は当直があります。

薬事法などの改正から、薬剤師の仕事の内容は多彩になり進出分野も多岐にわたってきました。なかでも調剤薬局やドラッグストアへの進出は際立っています。他の一般店舗と同様、いずれも店舗経営の一環にある業態になり、完全な「9時5時・土日祭日休」は望めません。しかし、医療現場に働く看護師や、薬剤師でも夜勤のある病院勤務に比較すると休日は多くなっています。

ところが、調剤薬局が地域の医療の一端を担う役割を持つようになった現在、24時間体制の店舗はまだ少ないようですが、緊急連絡先を店内に掲げるなど、要求に応じた対応の姿勢を見せ始めています。薬剤師常駐の薬局は、近い将来、地域の医療を支える臨床薬局としての展望が見えるからです。

しかし、そうなるには多くの課題が残されています。地域の薬局には、「お父ちゃんお母ちゃん」が働く一家ぐるみの店舗経営が多いため、時代の波に乗りきれないという理由があります。また、子供が薬剤師になって家業を継ぐ場合は問題ないようですが、後継者の問題を多くの薬局は抱えているからです。「地域の医療の一端を担い」、「予防医学の観点から栄養医学にまで言及する」という広大な薬事展望では、その実現までにまだまだ問題が山積しているのです。

一方、首都圏の大手ドラッグストアでは「年中無休、24時間体制」を早々と実施する店舗も現れました。ドラッグストアであっても、薬剤師を置き調剤することが出来れば薬局となります。病気や怪我はいつ起きるかわかりません。加えて医療業界は「医薬分離」と「予防医学」の方向に進んでいます。ドラッグストアが「年中無休、24時間体制」を導入してきているのも、薬剤師という資格を取りまく、時代の波に対する「生き残り作戦」かもしれません。いずれにせよ、現在のスタイルで薬局が地域医療の一端を担うには、人的構成・質的構成に無理が生じるのは否めません。薬局を取りまく環境はもうひと揺れの改革が望まれます。

年収600万以上

若い女性が「もっとも結婚したい相手の条件」としているのが、年収600万円以上の収入といいます。年収600万円以上の職業には何があるのでしょうか。また、企業はどこでしょうか。転職サイトの年収ランキングを見てみると―。

もっとも高額は、年収1300万円の「(株)メノガイア・企画提案業務・正社員/2008年4月一般公募」と「ヤフーバリューインサイト(株)・マネージャークラスの経営コンサルタント/2008年4月一般公募」、次いで年収1200万円の「HSBCグループ香港上海銀行・資産運用経営コンサルタント・正社員/2008年4月一般公募」でした。

1000万円以上では、「マックホーム(株)・自社ブランドの住宅構造設計・正社員/2008年4月一般公募」や「(株)福屋工務店・一級建築士・正社員/2008年4月一般公募」、「(株)ユニデン・各種無線通信・応用機器・課長待遇/2008年4月一般公募」などがあり、600万円以上の業種・職種では、経営コンサルタント、人材コンサルタントやソフトウェア開発・設計エンジニアなどがあります。

これによると、各業界でのコンサルタント業務がまんべんなく高位を占めていることが分かります。企業内の意見だけでなく、企業各社や個人が耳目を開き、いかに外部からの新鮮な意見を求めているかが分かります。また、上位が想像されたIT産業が意外と少ないのが目立ちました。

注目の薬剤師では、2011年調べによると、「非公開求人・調剤薬局・調剤薬局内の業務全般・管理薬剤師の年収4000万円・愛媛県伊予市」が群を抜いてダントツの年収となっていました。その他ではいずれも年収700万円から800万円であり、非公開求人が目立っています。その一部を紹介しましょう。

「非公開求人・調剤薬局・管理薬剤師・年収800万円」、「非公開求人・東証一部上場メーカー・GMP(製造・品質管理者)・年収750万円」、「一般公開求人・キララサポート銀座本店・調剤薬局での薬剤師業務・正社員・年収700万円〜800万円」、「一般公開求人・(株)ファーマシスト倶楽部・調剤薬局での薬剤師業務・正社員・年収700万円〜」などがあり、いずれも調剤薬局の求人です。

病院での求人では「一般公募・春陽中央病院・管理業務・臨床指導・調剤業務・正社員・年収年収700万円〜」と「一般公募・島根県の療養型病院・院内薬剤師業務全般・年収700万円〜」がありました。

以上から分かるように、年収4000万円は別格としても、薬剤師の高額求人は「非公開」、「調剤薬局」に多く、しかも管理薬剤師が求められていました。これらの求人は法改正施行の直後に出されたもので、薬剤師不足に拍車がかかっていた時代のようです。

薬局は一つの店舗であり、薬剤師としての資格が必要なように店舗経営のノウハウが必要であり、加えて地域の医療を担う役割を自覚していることが求められます。まさに「量よりも質」の時代の高額年収といえます。

定年後歓迎

薬剤師は、国家資格保持者しかできない仕事です。また、昨今薬剤師の人手不足が深刻化していることもあり、定年退職後の再就職を歓迎する求人情報も見受けられます。

薬剤師が勤務する主な施設のうち、特に定年後の人材を歓迎しているのは調剤薬局です。薬剤師の求人数の中で定年歓迎の求人の割合は決して多くありませんが、その中でも特に多いのが調剤薬局の求人なのです。特に調剤薬局勤務経験者なら即戦力として採用される可能性がありますので、まずは調剤薬局求人を探してみるとよいでしょう。その他ドラッグストアなどでも定年歓迎の求人が見つけられない訳ではありませんが、調剤薬局に比べると数は減る傾向にあります。

定年後の薬剤師が再就職する場合には、いくつかの注意点があります。定年までに調剤薬局での勤務経験があれば問題ありませんが、未経験の場合には採用されてもそこから仕事を学ぶ必要があります。おそらく、職場の人間は全員年齢が自分より若いですが、そこは謙虚な気持ちで学びましょう。また、給料や待遇面に関しては、通常であればそれまでの経験やスキルを元に計算されますが、定年後の採用の場合はそうとも限りません。しかし、年収が下がってしまってもそもそも定年後の高齢で雇用してもらっているという点を考え、受け止めることが必要になります。ですから、もし定年歓迎の求人を見つけた場合は、あまりあれこれ条件をこちらから主張しすぎるのは避けましょう。

それよりも、これまでの自身の実績やスキル、持っている資格や過去の職歴などをアピールし、現在も問題なく仕事をこなすことができるという事を伝えます。それでも、場合によってはフルタイムでの雇用ではなく、週3日の数時間程度というところからのスタートになるかもしれませんが、まずは相手の条件を飲んで、問題なく仕事ができるところを現場でアピールするのも良いでしょう。

薬剤師として定年後も働くことを想定しているのであれば、定年前から計画を練るのもひとつの方法です。年齢が上がればそれだけ求人も少なくなりますし、給料や待遇も悪くなっていく一方です。ですから、定年になった時点で新たに求人を見つけるよりも、現役の間に定年後も働くことができる施設を見つけることで、好条件の待遇や給与を維持できたり、わずかな条件変更のみで勤続することが可能になる場合があります。そろそろ定年が近付いてきた方は、将来の働き方についても考え、場合によっては転職の手段も考えておくとよいでしょう。

勉強会あり

薬剤師の求人情報を見てみると、勉強会ありを謳っている募集もしばしば目にします。勉強会ありの募集ですが、日本全国で出ていて、都心部以外でも地方でもしばしば案件が掲載されています。勉強会ありの募集の中で多いのが、調剤薬局の求人です。調剤薬局の勉強会ですが、薬学に関する知識を高めるためのものが多いです。たとえば、個別の医薬品に関する勉強会を開催しているものが目立ちます。その他には、理念教育を取り入れている調剤薬局も見られます。調剤薬局の薬剤師は、患者の立場に立って業務をしなければならないという根本的な意識強化をするための勉強会です。

また、ブランクのある薬剤師のための勉強会を開催している調剤薬局の募集も見受けられます。ママさん薬剤師で、育児のためにしばらく現場を離れていた人はいませんか?子育ての手が空いたので仕事復帰したい、でもブランクがある自分に務まるだろうかと思っている人はブランク明けの方向けの勉強会を開催している募集を探すことです。このようなブランクのある人のために勉強会を開催しているところは、ママさん薬剤師が無理なく仕事ができるような配慮を他でもいろいろと施しています。たとえば、休日を多めに設定してライフワークバランスをよくしているところも多いです。また時短勤務で、午前中だけシフトに入れるような募集も見受けられます。無理なく子育てや家事と両立できるような募集がないかチェックしてみましょう。

ドラッグストアでも、勉強会を実施しているケースは多いです。特に日本全国に店舗を展開しているような大手のドラッグストアでは、勉強会制度が整備されている傾向も見られます。中にはステップアップの一環として、認定薬剤師という上級資格取得のための講座を行っているケースも見られます。いわゆる予備校や大学のような講義スタイルもあれば、e-ラーニングと言って、インターネットにアクセスして授業を受ける方式を採用しているところもあります。

製薬会社などに就職した場合、勉強会が開催されていることも少なくありません。特にMR研修は、企業薬剤師未経験者にとっては勉強になるはずです。MRは製薬会社と医療機関を情報提供の形でつなぐ重要な役割であって、高度なコミュニケーション能力が要求されます。まだMRとしてのノウハウを持っていない薬剤師にとっては、仕事をするにあたって必要な基本的な知識・スキルを身に着ける場として重要な勉強会になるでしょう。

駅近・車通勤可

駅近・車通勤可など便利な薬剤師求人は、都市部を中心に多く見られ、とても人気の求人内容です。しかも、環境・条件などに選択の幅があり、希望の職場を見つけやすいのが特徴です。

まず、駅近という条件の薬剤師求人は非常に多くあります。中でもドラッグストアの求人はほとんどの都市において見られます。駅に近い、というより最近では駅ナカにさえドラッグストアが出店していますので、通勤の便は文句の付け所がありません。また、大都市では県内外からの患者さんを呼び込むため、駅のすぐ近くに、レーシックや美容系など専門分野のクリニックが多くあります。そのため、それに伴って調剤薬局もあり、薬局の薬剤師求人を探している人にも都合の良い職場です。

駅近の薬剤師求人では、早朝から深夜まで営業している店舗が多いため、勤務時間がそれぞれ異なります。また、ドラッグストアであれば、基本的に休店日はないため、休日も定まっていません。そのため、応募の際には、シフトの組み方や、休日は固定でもらえるのか、残業はどれくらいあるのか、といったことを事前に把握しておくと良いでしょう。クリニックに対応する薬局であれば、営業時間、休日ともに固定されることが多くなるので、より一定のペースで働きたい、という人にはうってつけの職場と言えるでしょう。

車通勤可、という薬剤師求人はバリエーションが豊かです。郊外型の大型ドラッグストアや調剤薬局を始め、病院・クリニック、官公庁、さらには製薬会社の研究所や工場まであり、それぞれ希望の分野を選ぶことができます。都市郊外での勤務地が多くなるので、前もって通勤にかかる時間や、道路のラッシュ状況などを確認しておくといいでしょう。通勤・退勤時のアクシデントも労災対象になるため、大きな企業では車通勤者向けにいくつもの制度を設けています。定期的な安全講習や、会社全体で加入する保険適用などがあり、それらを上手に活用して便利な車通勤をしたいものです。

駅近・車通勤可など便利な薬剤師求人に共通して確認しておきたい項目は、交通費の支給制度です。もちろん、ほとんどの会社で交通費は支給されるものですが、細かな基準はそれぞれ異なります。上限いくらまで、という基準値が決まっているところもありますし、距離や運賃に関わりなく一律給付のところもあります。また、車通勤していても公共交通機関があれば、そちらの運賃で計算されることもあります。税金の関係からも、交通費についてきちんとしておくことは、後々響いてきますので、事前にチェックしておきましょう。

福利厚生充実

福利厚生の充実している職場に転職したいと思っている薬剤師がいれば、職場の絞り込みをすることが大事です。まず候補に挙げられるのが、製薬会社です。製薬会社の中でも大手企業を中心として、福利厚生を充実させて、社員の働きやすい環境を整備しています。各種手当もついているので、基本給がそれほどでなくても、手当を積み重ねるとそれなりに恵まれた給料になるケースも多いです。その他には大学病院や総合病院に転職するのもおすすめです。病院の場合、当直や残業などもどうしても発生しやすくなるため、その部分のケアを手厚く行っている医療機関が多いためです。

調剤薬局やドラッグストアは薬剤師の中では定番の職場といえます。調剤薬局やドラッグストアの福利厚生が充実しているかどうかは、店によります。一般的な傾向として、運営母体が大手企業の場合、調剤薬局・ドラッグストア共に福利厚生は充実している傾向が見られます。ただし有給休暇についてはあることはあっても、実際に利用できるかどうかは微妙です。有給休暇の取りやすさは、同じドラッグストアのチェーン店でも店舗によって異なります。

女性の薬剤師で、今後長きにわたってキャリアアップをしたいと思っているのなら、出産時の保証がしっかりしている転職先を見つけることです。産前・産後休業制度や時短勤務制度などが補償されている職場をターゲットにして、応募先の絞り込みを行いましょう。産休が労働基準法で保証されていますが、産休中に給料を支払うかどうかに関しては、それぞれの職場の判断が尊重されます。安心して子育てできる環境がほしければ、休暇中も給料が発生して、状況によっては期間延長できるような職場が良いでしょう。どうしても子育てに専念するために、いったん職場を離れないといけないケースも出てくるかもしれません。その場合には、次に職場復帰するときには復職支援制度のついている所を探すことです。ブランクがあって不安というのであれば、復職する前に基本的な業務に関する確認のできる研修制度を設けているような所であれば安心でしょう。

薬剤師が医療現場で働く場合、確認しておくべきことに薬剤師賠償責任保険の加入に関してチェックしておきましょう。職場によって、会社に就職すれば、一斉に会社の方で加入してくれるところもあれば、自分で個人的に加入手続きをしなければならないところもあります。安心して仕事を続けたいのであれば、一斉に会社で加入手続きしてくれる所の方が安心です。

エリアマネージャー

薬剤師の求人の中には、エリアマネージャーの募集もしばしば出ています。調剤薬局やドラッグストアのチェーンの全体的な運営に関係することにタッチする立場の職種になります。本部や店長などと相談をして経営方針などを決めていくわけで、経営の中でも重要な役割を担います。業務内容も広範囲で、チェーン店の場合、門前薬局であれば、そのクリニックの医者とのコミュニケーションもありますし、患者への対応も担当することがあります。さらには勤務シフトや人事異動の判断、新しく店舗を出す場合にはどこに出すかの候補地選びなども含まれます。

調剤薬局やドラッグストアで薬剤師として勤務する場合、店長になることも可能です。しかしエリアマネージャーは、一定のエリアのすべての店舗を統括する形になりますから、店長よりも地位は高くなります。店舗の人事が妥当かどうかなど現場の声を聞くため、自分が担当しているエリアの店舗に出向き、スタッフなどとコミュニケーションをとります。このように薬剤師のエリアマネージャーの募集に応募するためには、薬剤師としての経験やスキル以外にもコミュニケーションやマネージメントスキルが必要になります。

エリアマネージャーの仕事は、本来の薬剤師業務にプラスして、いろいろと管理や雑務もこなしていかないといけません。その分仕事量は増えます。ただし待遇の面では、調剤薬局やドラッグストアのヒラの薬剤師として仕事をするよりも条件は良いです。従来の調剤薬局やドラッグストアの薬剤師の場合、年収は400〜700万円といったところが相場です。しかしエリアマネージャーの求人を見てみると、最低でも年収700万円くれる所が多いです。中には、年収1000万円を超える年収で募集している案件も見られるくらいです。キャリアアップしたい、年収アップしたいと思っている人は、エリアマネージャーへの転職を検討してみる価値は十分あります。

また、エリアマネージャーの募集を出している薬局・ドラッグストアは、経営的に安定しているところが多いとも言えます。広範囲にわたって店舗を出店しているわけで、それだけ多くの店舗数を抱える大企業であることが多いわけです。次に転職する所は長く安定した生活のできる所が良いと考えているのなら、エリアマネージャーに応募するのも選択肢としてありです。店長などほかのスタッフを管理する実務経験を持っている人を対象とした案件も多いですが、エリアマネージャー候補として未経験者でも歓迎している案件もたびたび見られます。

一人薬剤師

薬剤師の求人の中にしばしば、一人薬剤師と呼ばれる案件が出ています。通常、調剤薬局やドラッグストアでは、複数の薬剤師が業務をする体制をとっています。しかし一人薬剤師の場合、調剤やミスがないかの監査、投薬業務のすべてを自分1人でこなしていかないといけません。患者の少ない地方の店舗とか、経営的に複数の薬剤師を雇用するのが厳しい場合に一人薬剤師として人材を募集する傾向が見られます。

一人薬剤師にはメリットもあります。まず何と言っても人間関係で苦しむ必要がなくなります。マイペースで仕事をしたいと思っている人にとっては魅力的な案件といえます。また先ほども紹介したように調剤から投薬指導までのすべてを任されることになりますから、薬剤師としてキャリアアップしたいという人にとってはプラスです。特にいろいろな症状を抱えた患者のやってくる薬局では、幅広い知識や経験を得ることができ、オールラウンドプレイヤーな薬剤師になれます。今後さらに転職するときに、有力な武器になるでしょう。

ただし一人薬剤師の場合、デメリットもあることを意識しましょう。まず1人しかいないので、自分がいなくなれば薬局が機能しなくなるわけです。休むことはもちろんのこと、トイレにも多忙な時間帯の際には行けず、我慢しすぎて膀胱炎になったという人もいます。ハードな職場になることが予想されますから、体力に自信のない人にはあまりお勧めできません。通常はほかの薬剤師とダブルチェックをしますから、自分がミスしても大事にならないことが多いです。しかし一人薬剤師の場合、自分がミスしてそれに気づかなければそれで終わります。特に患者が多いときには焦ってしまって、ついケアレスミスをすることもあります。

一人薬剤師は求人に掲載されていなかったのに、急に任されることもあります。系列の店舗のスタッフ不足でヘルプに行ったところ、一人薬剤師の案件だったとか、ドラッグストアの中で人手不足の中にはOTC販売の傍ら調剤もすべて1人でこなさないといけなかったといった体験談も、インターネットでは報告されています。一人薬剤師かどうかは、入職する前に職場の人にしっかり確認をとっておいた方が安心です。仕事は大変ですが一人薬剤師の求人を見てみると、通常の薬剤師の募集と比較すると給料の条件は良いです。残業がそれほど多くなくても、他なら残業手当がついた金額が基本給になっているというケースも多いです。

管理薬剤師

管理薬剤師とは薬局などその店舗の中で経営者と同等、またはそれ以上の責任が求められる職種です。一般の薬剤師のり立場は上になり、製造業においては、工場長より立場が上になります。薬事法で、薬局や店舗、製造業などでは各拠点に1人責任者を置くことを定められています。必ず管理薬剤師の人は保健所に登録され、配置されているのです。求人でも薬局での管理薬剤師募集という項目を目にする事も多いでしょう。

薬局や店舗が多くなれば、それだけ管理薬剤師の数も増えるわけですし、それに伴って増えてきているのです。管理薬剤師の業務は、仕入れや発注、薬の管理などです。中には医療事務や経営に関わる仕事もあります。他にも従業員の薬剤師のシフトや監督があります。接客している薬剤師がわからない調剤は、すべて管理薬剤師がフォローします。また従業員の薬剤師としての責務を伝えて行くという監督の役割もあります。薬局でなく、企業や製造業の管理薬剤師であれば、薬の発注や管理、営業など幅広い業務があります。多くの業務があり、責任が重く、気を遣う事が多いですが、年収はいいですし、薬局を担うというやりがいのある仕事になります。

多くの店舗では、働いている人をそのまま昇進という形で管理薬剤師にする場合が多いです。新しく店舗を開設した場合や、管理薬剤師になる条件の揃う従業員のいない場合には、求人で募集する事になります。管理薬剤師になるのには、新卒や調剤未経験ではできません。最低でも3年以上の実績がないとなれないです。そのために薬剤師として研修期間を設けて、いずれ管理薬剤師に昇進するという事を約束するという雇用方法もあります。もし経験があるのなら、すぐにでも管理薬剤師として来てください、という店舗もあります。小さな店舗であれば、把握するものも少なくて楽な所もありますが、大きな薬局になるとハードな業務のある店が多いです。

それでも管理薬剤師を経験しておくと、次の転職には有利になります。企業での就職や病院薬剤師としての幅が広がってくるからです。多くの人は転職を視野に入れて管理薬剤師にはなりませんが、その経過を狙って目指す人も多いです。管理薬剤師の求人を探すのには、薬剤師募集の求人サイトなどで目にする事ができます。薬局や企業の内情もよく知っているコンサルタントの人が、自分の条件にあった薬局や店舗、企業を紹介してくれます。スムーズに就職できるようになります。

住宅手当が出る(寮あり)

独身の人や、地方から出てきている人たちを中心に人気なのが、住宅手当が出る(寮あり)の薬剤師求人です。大きな都市で働きたいけど、家賃が高くて住宅のことを考えると、という心配をなくしてくれる、この条件は全国各地で数多く見つけることができます。

特に社宅や寮設備を持っていることが多いのが、比較的大きな企業が運営する調剤薬局と病院です。どのケースも長期就業を狙い、福利厚生を充実させています。住宅は勤務先に近く、通勤へのストレスを軽減できるところがベスト。そのため、薬剤師求人を見る際には、都市全体にチェーン展開している会社であるものの、その寮は1カ所のみ、ということもありますので、勤務先と寮もしくは社宅との距離を把握しておくことは大事です。

また、都市部では特に、住宅手当が出る(寮あり)という薬剤師求人は比較的見つけやすく、地方からの就職希望者には好都合な条件です。さらに、転居に伴う費用を支援、という求人もありますので、さらなるオプションがないかの確認も忘れずにしておきたいものです。今まで住んだことのない都市では、交通機関を事前にチェックしておくことがポイントです。大都市であれば車での通勤は効率が悪く、費用もかさむので、公共交通機関の駅などが近くにあるかは職場選びにおいてカギとなる点です。

住宅手当が出る(寮あり)という条件については企業ごとに異なったルールを設けています。そのため、自分の希望と合っているかを事前に詳細を確認しましょう。企業が指定する住宅にのみ支援があることもありますし、どんな条件でも一定の割合で補助を出す、というところもあります。さらには、家族の構成人数によっても支給額が変わることもあるため、より細かい求人情報を確認して応募することをお勧めします。

こうした補助や支援を提供している企業は全体的に、福利厚生をしっかり充実させているところが多いので安心して働けるとメリットがあります。そのため、特に強い希望ではなくても、この薬剤師求人における項目を確認してみることは、企業の薬剤師への姿勢を見ることができますので、要チェックポイントと言えるでしょう。また、共通して言えるのは、離職率を下げ、長く安定して仕事をしてほしい、という思惑があるということです。そのため、就職活動の際に、落ち着いて長期に亘って仕事を続けていきたい、という志望動機を伝えることは、有利なアピールとなるのに間違いありません。

学術

薬剤師求人は一般職と違い資格が必要で、尚且つ需要が高い為ある程度希望する条件を選ぶ事ができます。しかし、薬剤師の中でも学術薬剤師は特に難易度が高い業種のひとつです。主な業務がデスクワークとなるので、ドラッグストアや調剤薬局のような接客が苦手な方には向いていると言えます。

学術薬剤師は、主に製薬会社などで自社または他社の医薬品について調べるお仕事です。医薬品の副作用や詳しい情報を収集してまとめ、医師やMR(医薬情報担当者)へその内容を共有します。時には、直接医師や薬剤師から医薬品の効能や副作用などについての問い合わせがありますので、それに対応するのも学術薬剤師のお仕事です。一般的な薬剤師と比べて、かなり専門的な知識とコミュニケーションスキルが重要となります。医師等からの問い合わせに対応する為、論文や資料から内容を読み取らなくてはならない場合もありますので、情報収集能力や英語力が必要な場面もあります。

そんな高いスキルが要求される学術薬剤師ですが、その年収や待遇はどのようになっているのでしょうか。やはり高いスキルをもつ学術薬剤師なのでかなり高収入かと思われがちですが、実際にはそれほど高収入でもありません。ドラッグストア勤務の薬剤師の方が年収が高い場合があるほどです。ですから、収入のことだけを考えるのなら、学術薬剤師は職に就く為の難易度も高いのであまりおすすめとは言えません。しかし、その他の待遇については薬剤師の中でも良い方です。例えば休みに関してはしっかりとることができますし残業も少ない方です。また、福利厚生についてもしっかりしているところが多く、小さなお子さんがいる場合には託児施設が設置されているところもありますので、家庭と両立して仕事がしやすい環境が整っています。

このように、採用されるには難易度が高い学術薬剤師ですが、収入面よりも待遇やスキルアップを求めるのなら最適な環境と言えます。学術薬剤師として採用される為には薬剤師の資格はもちろんですが、仕事上で必要なパソコン操作のスキル、海外の問い合わせ対応や英語論文・資料解読の為の英語力(TOEIC 700点程度)、そして医薬品の知識向上に対する意欲が必要不可欠です。また、接客ではありませんが、社内外の医療関係者とのコミュニケーション能力も必要であることは忘れてはいけません。求人数自体が少ない学術薬剤師ですが、やりがいを求めるのなら最適な職場と言えるでしょう。

管理職候補

薬剤師としてキャリアアップしたいと思って転職活動するのなら、管理職候補の求人をチェックしてみると良いでしょう。管理職、ドラッグストアの場合は、店長として仕事をする前の準備期間のような求人です。管理職候補の案件は、日本全国で出ています。しかし、その中でもたとえば東日本であれば、東京や横浜市、川崎市のような大都市で頻繁に募集の出ている傾向が見受けられます。

ところで、管理職候補とは具体的にどのような仕事をするのでしょうか?調剤薬局やドラッグストアの場合、まず調剤業務や服薬指導、薬歴管理といった薬剤師の本業を担当します。また、患者やお客さんの相談を受け付け、相談内容に応じたアドバイスもします。その他に、店舗の管理業務を担当する形になります。具体的には、店内の在庫管理や発注業務などが任されます。発注業務は多すぎても少なすぎても店の経営に影響が出るので、適度な量を注文しなければなりません。

大手のドラッグストアの場合、管理職候補としてエリアマネージメントを担当する人材を募集しているケースも見受けられます。一定の範囲にある複数の店舗を統括するポジションでの仕事になります。それぞれの店舗の店長やスタッフなどから意見などを聞き、効率的に業務を進めるためにはどうすれば良いか、先頭になって指示を出していきます。自分の意見を押し付けるだけでなく、現場の声を吸い上げてそれを反映させるようなバランス感覚を持った人材が求められる傾向が見受けられます。

企業薬剤師の募集の中にも、管理職候補を募集する案件がしばしば出ています。クオリティ・コントロールという役職名で募集している案件もあって、複数のプロジェクトの責任者として業務に当たります。当初の予定通りにプロジェクトが進捗しているかどうかの管理や人的なリソースのマネージメントなど、薬剤師本来の業務とはまた違った仕事を担当します。その他にも治験を行っている業者の場合、治験コーディネーターとして治験が行われている間、全面的にサポートする求人も見られます。臨床試験の管理職候補の場合、臨床試験後の市販後臨床試験や製造販売後のリサーチといった多方面にわたってカバーすることになるでしょう。

薬剤師の管理職候補の募集ですが、給料にはかなりばらつきがあります。同じ案件でも年収450〜800万円くらいに幅広く設定されているケースも珍しくありません。その人の経験や能力を見て、個別に設定する形になるでしょう。

勤務地選択可能

いろいろな事情があって、いま住んでいる場所を引っ越すことができないという人もいるでしょう。そのような薬剤師は、勤務地選択可能な募集に応募することが大事です。勤務地選択可能な案件を見てみると、やはり大手企業の募集が中心となるようです。大手で、日本全国にチェーン展開しているような所であれば、勤務地の希望を聞いてくれるケースが多いです。その他にも調剤薬局で、中には複数の店舗を展開しているところも見られます。同じようなエリアで複数の店舗を展開している調剤薬局で、どこで勤務したいか希望を前もってヒアリングしてくれる募集も出ています。極力自宅から近く、通勤の負担のかからない所を伝えると良いでしょう。

病院でも○○会のような日本全国に医療機関のネットワークを抱えている所で、勤務地選択可能な案件も見られます。病院薬剤師の場合、薬剤師の業務の中でもさらに一部に特化して業務に当たれるような案件も見られます。調剤だけを担当して、服薬指導は看護師などの他の医療スタッフが行ってくれるといった募集も見られました。調剤の仕事に集中したいなどの希望を持っている薬剤師がいれば、大きな病院の募集をチェックしてみると良いでしょう。

薬剤師の間で近ごろ注目されている職種に、治験の仕事があります。治験コーディネーターなど治験に携わる業務の案件も、かなり多く出ています。SMO企業の中には、日本全国に事業所を構えているような大手もあります。このような大手SMO企業に就職できれば、どこで勤務したいか希望を聞いてくれることもあるでしょう。ただしSMO企業や病院の場合、大手ドラッグストアのように日本全国津々浦々店舗を出しているわけではありません。抜けている都道府県もあります。そこで勤務地選択可能と言っても、自分の住んでいる地域がカバーされているかどうかは確認しておくべきです。

転勤をしたくないから勤務地選択可能の案件に応募したいのであれば、絶対に転勤のない、その店1つしかない所で勤務するのもありです。たとえば調剤薬局の中には、個人や家族で営業しているところもあり、このような所で勤務すれば転勤のリスクもありません。その他には、医者が個人経営しているクリニックで調剤業務を行う場合も、まず転勤はあり得ません。転勤したくないという人は、このように勤務地選択可能な案件だけでなく、個人営業しているような調剤薬局やクリニックも狙い目といえます。

大手企業

大手企業の薬剤師求人はたくさんありますが、その年収や待遇については企業だけではなく、実際の仕事内容などにより異なります。薬剤師が働く大手企業と言えば、製薬会社や化粧品会社、健康食品会社などがあげられます。これらの場所では、薬剤師は調剤以外の様々な業務を行うことになります。大手企業に就職できれば、当然年収も期待できそうですが、実際はどのようになっているでしょうか。

まず、薬剤師が働く大手企業の中でも人気がある製薬会社ですが、薬剤師の資格や知識は活かせるものの、薬剤師の資格が必須ではない職場となりますので、企業によっては手当などが付かず、年収もそれほど高くない場合があります。どちらかと言えば、専門的知識やスキルと経験を身につけたい方向けの職場と言えます。次に営業職のMRは、高収入というイメージがありますが、営業なので当然ノルマや成績次第というところはあります。良い成績を出すことができればかなりの高収入が期待できますが、その一方で薬剤師の知識は多少活かせるかもしれませんが、なくてもできてしまう業種でもあります。薬剤師の資格にこだわらず割り切って仕事ができる場合で、高収入を必要とするのでしたらMRがもっとも適しています。

他にはCRO(治験受託会社)という選択肢もあります。CROでは主に臨床開発などのサポート業務を行います。近年、CROの需要が増えてきているので、臨床開発に興味がある場合はオススメです。ちなみにCROで働く為に、薬剤師の資格は必須ではありません。ただし、薬剤師であればそれなりの知識があるとみなされる為、頼りにされることは間違いありませんので、求人へ応募した際には採用される可能性が高いといえます。また、CROは高収入でも知られています。薬剤師の手当ても支給される職場なら、それなりの金額となりますが、入社後の昇給については仕事で結果を出し、昇格しなければなかなか難しいようです。

CROや製薬会社で働くには、薬剤師の知識以外にもいろいろなスキルが要求される場合があります。医薬品に関する最新の知識はもちろんですが、データ入力の為のパソコンの操作は必須で、海外の担当者とのやり取りが発生することもあるので、英語力も求められることがあります。一見デスクワークのように思われますが、時には医師や看護師など医療従事者と接することもありますので、仕事上必要なコミュニケーション能力も備えておく必要があります。

中小企業

一般的には中小企業よりも大手企業に勤めた方が、将来的にも安心できますし多くのメリットがあると考えられます。しかし、薬剤師の場合は必ずしも大手企業の方が有利という訳ではありません。確かに、薬剤師も大企業の方が将来への安定感はあります。しかし、大手の場合には社員数が多い為、細かなところまで配慮が行き届かなかったり、上層部が入れ替わらなかったりライバルが多いので昇進が難しいという状況もあります。それに比べると、中小企業は長く勤めていけば、比較的昇進も早く年収アップも期待ができます。初任給は大手企業の方が高かったのに対し、数年勤務してみると中小企業で昇進した方が年収があがったということもあります。

中小企業は、大手企業と違い教育制度が整っていない場合が多く見受けられます。その為、薬剤師として一定の経験やスキルを持ち合わせている経験者を即戦力として採用する傾向があります。つまり、中途採用であってもはじめからそれなりの給与をもらえて、なおかつそこからの昇進も望めるということです。これは、大手企業ではなかなかありえない、中小企業ならではのメリットと言えます。

そして、より年収の高さを求めるのなら、都心よりも地方都市の中小企業へ薬剤師として勤務することをオススメします。都心の方が物価は高く、一般職で考えると給与も高いのは当然のイメージですが、薬剤師の場合は人手不足の地域が地方都市に多く存在しています。その為、地方自治体などでも対策を行っており、地方都市の方が給与や待遇、手当などが良い場合があります。病院、調剤薬局、ドラッグストアなどはその傾向があるので、地方都市の中小企業求人をチェックしてみることもオススメします。

最後に、中小企業で働く薬剤師のデメリットですが、一番大きいのは倒産などの心配でしょう。大企業であれば少々の経営悪化で突然倒産することはありません。しかし、中小企業は体力が大企業に比べるとありませんから、簡単に傾いてしまう可能性はあります。また、先ほどメリットとしてお伝えした中途採用の即戦力という点についても、教育制度が整っていない企業の場合、新人が入ってくるとその教育を一手に引き受けなくてはならない場合があります。通常業務に加え新人教育など幅広く何でもこなさなくてはならない多忙な状況になる可能性はあります。もし、職場に不満があり退職や転職したい時でも、人手不足なのでなかなか話を進められないという場面もあるかもしれません。

未経験可

未経験での就職・転職というと、最初に思い浮かぶのは新卒業生でしょう。また新卒でない場合は、何らかの事情で、他業種に従事していた人も未経験の範疇になりますが、この例はきわめて少ないと思われるので、ここでは新卒者をイメージして言及します。

新卒・未経験者の就職には@学んだ大学の就職課、A合同就職説明会、B就職・転職サービス会社の利用などがあります。

薬剤師の有資格者だけでなく、資格は持たないが薬学の素養を持ち合わせた新卒者の多くは、卒業予定の大学・就職課からの入職が一般的です。大学側も、資格取得率と同じ比重で進路を考えており、これはまた、大学の名を高めることになるからです。大学が資格取得と進路に力を入れるのがよく分かります。

未経験の新卒者のもう一つの入職方法は、合同就職説明会です。これは一つの業態ごとに全国各地で開催されている就職イベントで、薬剤師の場合は、病院や診療所、調剤薬局の採用担当者が参集します。各病院や薬局などはそれぞれのブースで会社説明などを展開して新卒者に会社をアピールし、新卒者の疑問にも答えるなどのやりとりが出来ます。この合同就職説明会に参加したことが縁となり、内定を取り付けた新卒者も少なくないようです。

また新卒の学生にとってのメリットは、希望している職場の採用担当者と顔を合わせることだけではありません。入職には職場の下見は必見ですが、合同会に参加すれば就職希望の病院や薬局を絞り込むことが出来、主立った箇所を下見することが出来る利点があります。もう一つのメリットは、地域に特化していることです。Uターン組の新卒者にとってはうれしいイベントと言えるでしょう。もちろん、地方開催の就職説明会でも、全国区の大手企業は参加しています。

新卒未経験の薬剤師が就職を検討する方法はさらにもう一つあります。それは、就職・転職サービスに登録する方法です。ほとんどのサイトでは、「薬剤師資格取得見込み」の学生は登録できるようになっています。

就職・転職サービスのサイトでは、新卒未経験の登録に対して専任のコンサルタントが配置されます。担当のコンサルタントは、就職までの流れだけでなく、薬剤師業界を俯瞰できる情報などをきめ細かにアドバイスや指導、フォローします。応募書類の書き方や面接対策、小論文対策もやってくれます。しかも転職者と同様、入職までや入植後のアフターフォローも全て無料という優れものです。

なかでもお勧めしたいのは、「内気な人」や「あがるタイプの人」です。医療の最先端の現場は、明確・迅速・確認が要求されます。気持ちの上ではよく理解していても、初体験であがる人は少なくないようです。まして最大限に自分を表現することなどなかなか出来ることではありません。
 就職・転職サイトに登録すると、面接クリアの方法や必要ならば模擬面接も実施してくれます。採用・就職についても、後々のトラブルが起きないように、具体的な内容を書面にまとめた契約書を作成しています。未経験の入職にはさまざまな方法がありますが、就職・転職サイトの活用も有効な方法といえるでしょう。

認定薬剤師取得支援あり

薬剤師は、サラリーマンやOLに比べて年収が高く、手当なども着く場合があるのですが、認定薬剤師になることで、さらに年収や手当のアップが見込めます。また、金銭面でのメリットだけではなく、薬剤師としてのスキルアップ、キャリアアップを目的とする場合にも非常に有効なものです。認定薬剤師の資格取得には、新規取得の場合には4年以内に研修を受けて必要な単位を取得する必要があります。また、薬剤師の資格は一度取得すれば永遠に有効ですが、認定薬剤師の資格はそうではありません。基本的に3年更新となっている為、その間にまた研修を受けるなどして必要な単位を集めます。

認定薬剤師になるのに必要な単位は、新規取得で40単位、更新の場合は30単位となっています。単位取得には研修などに足を運び参加する必要がある為、時間や交通費などが削られることとなります。日々多忙な業務を行いながら単位取得を進めるのはなかなか大変なことです。そういう場合に便利なのが、認定薬剤師取得支援ありの薬剤師求人です。

薬剤師求人情報を見ていると、支援ありの記載がある求人情報を見つけられるでしょう。このような求人であれば、現在認定薬剤師の資格を持っていない方でも、入社後に会社の支援を受けながら認定薬剤師の資格を取得できますので非常に助かります。そして、認定薬剤師の資格を取得できれば、年収や手当のアップも期待できます。ですから、もし認定薬剤師の資格取得を考えている場合には、はじめからこういった求人へ応募すると比較的楽に資格が取得できるでしょう。

認定薬剤師は、薬剤師を雇う側としても重宝しますので、ただの薬剤師より需要も高まります。認定薬剤師はいろいろな分野での専門的知識やスキルの向上が見込めるものです。がん薬物療法認定薬剤師や感染制御認定薬剤師、精神科薬物療法認定薬剤師、HIV感染症薬物療法認定薬剤師といった特殊な分野に特化した薬剤師の知識を得られますので、仕事に対するモチベーションアップにも役立ちます。

薬剤師の中には、国家資格を取得して就職したところまではよかったが、その後の目標が見いだせずにいるという方も存在しています。確かに、薬剤師の資格を持っていれば、たいていどこかの職場で採用されますし、一定の年収も確保できてしまいます。しかし、認定薬剤師の資格取得を目指すことで、そこからさらなるキャリアアップとスキルアップが期待できますし、それに伴い収入のアップもできますので、将来薬剤師として仕事を続けるなら、おすすめの資格です。

新卒歓迎

薬学部を卒業して晴れて薬剤師となった新卒者を歓迎する薬剤師の求人情報はたくさんありますが、どのようにしてその情報を見つけ、絞り込むかというのが難しいところです。まず、新卒者の多くは学校へ寄せられている求人情報をチェックするでしょう。この求人情報は、直接学校宛てに寄せられている為、採用までの難易度はそれほど高くありません。スムーズに就職したい方にはおすすめです。しかし、そこには希望する職種や待遇の求人情報がない場合もあるでしょう。そういう場合には、ハローワークやインターネットを利用した求人情報探しもひとつの手です。

ハローワークを利用すれば、新卒歓迎となっている薬剤師求人情報を集めてもらえたり、情報収集が可能となります。ただし、ハローワークは医療系以外の一般職の求人情報もたくさん扱っています。その為、その中から薬剤師求人だけを探すのはなかなか大変かもしれません。もし、薬剤師の資格が必須ではないけど薬剤師の資格があれば有利な企業などの求人を探すのでしたら、ハローワークで問題ないですが、薬剤師に絞って求人を見つけたい場合には、根気よく探すか別の方法を検討してみるとよいでしょう。

新卒者が薬剤師求人を探す為には、薬剤師求人サイトやエージェントサービスもおすすめです。これらは、薬剤師の求人情報に特化したサービスなので、無駄な情報がありません。薬剤師目線で必要と思われる情報がしっかりと載っていますので、新卒歓迎の求人を見つけやすくなっています。さらに、エージェントサービスなら希望条件を伝えるだけで、それに沿った求人情報を探してもらえたり、気になる求人情報の職場に関する詳細な情報を手に入れることも可能です。面接を行う段階になったら、日時の調整や履歴書の書き方、給与や待遇の交渉なども代わりに行ってくれます。このような数々のメリットは、新卒で初めての就職活動をする方にとってはうれしいポイントです。

新卒歓迎の薬剤師求人において、一点注意しなくてはならないのが給与です。勤める施設によって同じ薬剤師でも給与の金額に差が出てくるのです。新卒薬剤師の主な就労場所としては調剤薬局、ドラッグストア、病院、製薬会社などがあります。この中でももっとも高収入を狙いやすいのは製薬会社です。しかし、製薬会社の求人は難易度が高い為、採用されるかどうかはわかりません。その次は病院やドラッグストアですが、薬剤師としての経験を積みたいなら病院、収入だけを考えるならドラッグストアという選択が無難です。ただし、ドラッグストアは薬剤師でなくても出来る雑用も発生しますので覚えておきましょう。

夜間のみ

薬剤師求人の中には、夜間のみに限定された求人があります。薬剤師が夜間のみの仕事というのは、例えば病院の夜勤であったり、夜間営業しているドラッグストア、調剤薬局などがあります。こうした求人は基本的に正社員雇用ではなくアルバイトやパート勤務が多くなっています。正社員の薬剤師は、基本的に昼間の勤務限定で家庭がある方もいますので、夕方以降は退社してしまいます。しかし、現在は病院やドラッグストアも夜間対応しているところが増えており、特に都心部ではそうした施設で夜間の薬剤師需要が高まっているのです。しかし、まだまだ夜間対応できる薬剤師がしっかりそろっている薬局は少なく、求人情報を見ると短時間ですが好条件での募集が見受けられます。

はじめに夜間の病院勤務をする薬剤師は、医薬品の管理からデータ入力や書類作成が主な作業となります。また状況に応じて調剤を行ったり、服薬指導や注射薬の作成なども行います。こうした業務が発生するのは、小さな個人病院ではなく総合病院や救急病院などとなります。ドラッグストアに比べると、夜間求人の数は少ないです。次にドラッグストアですが、こちらは地域によってはコンビニエンスストアよりも店舗数がある為、夜間の薬剤師を募集しているところもたくさんあります。

店舗により深夜までの営業だったり、24時間営業のところがあります。深夜にどうしても働きたい薬剤師の方は、ドラッグストアが一番簡単に求人が見つかります。最後に調剤薬局ですが、こちらも近頃深夜営業や24時間営業を行っている店舗が増加してきています。今後もこうした店舗は増加する傾向にあるので、調剤薬局経験者にはオススメです。

夜間に働く薬剤師ですが、その給与はどのようになっているでしょうか。当然昼間働く方よりも高い金額が設定されています。例えば、昼間のアルバイトなら時給2000円前後のところ、夜間になると3000円前後まで上がるところもあります。そうなると、夜勤限定でフルタイムで働いた方が昼間よりも多く稼げる計算になります。しかし、夜勤の薬剤師の仕事は基本的に多忙であることが多いこと、そして生活リズムが逆転してしまうことなどを考えると、容易なものではありません。自分の体力と相談してどの程度働けるかを見極めましょう。また、夜間は薬剤師の配置人数が少なく、1人となる場合もあります。つまり、すべての業務と対応を自分のみで行える知識とスキルが要求されるという事も覚えておかなくてはなりません。

薬事関係

薬剤師が行う仕事で、調剤以外に薬事業務というものがあります。薬事業務を行う薬剤師の求人は、全国的に探しても非常に少ないです。その上専門性の高い業務内容となる為、容易に就くことができる職種ではありません。

薬剤師の薬事業務には、薬事申請があります。これは、新薬の承認を厚生労働省から受ける為に必要な業務です。日本では必ず厚生労働省の承認を得なければ、医薬品は販売できないことになっています。その為、薬事申請を行う薬剤師の仕事はとても重要なのです。そして、薬事審査はとても厳密なものとなっている為、専門的な知識を持ち合わせた薬剤師でなければ対応することができません。また、薬事申請が承認されるまでにはいくつかの段階があり、その都度書類の作成が必要となり、不備があると受け付けされない場合があるので細心の注意が必要な業務です。

薬事申請をする為には、基本的に医薬品に関する専門的な知識が不可欠です。その上で、薬事法についても精通している必要があります。また、薬事申請をする際には英語で作成された書類等を読み解く力も必要で、そのレベルの目安はTOEIC700以上となります。そうした情報をまとめる為に今はパソコンが使用されますので、基礎的なパソコンスキルも重要です。ただ、薬事申請はすべてデスクワークのみで行える訳ではありません。審査担当者やその他関係者とか関わる機会もありますので、一定のコミュニケーション能力も必須です。

もし、これから薬事に関わる薬剤師求人へ応募する場合には、いくつかの注意点があります。かなり狭き門となっている薬事なので、資格を持っているからといって簡単に採用されないということを認識して挑みましょう。まずアピールしなくてはならないのが英語力と合わせてコミュニケーション能力です。特に英語力については、重視して採用を決めている企業が多くあります。その他の薬学的な知識や法律の知識は後からでも調べたり学べますが、英語力は一朝一夕で身に付くものではありませんので、現時点でどれだけの能力があるかが重要になります。また、薬事申請はただの書類作成業務ではありませんので、仕事に対する前向きで積極的な姿勢をアピールすることも忘れてはなりません。薬事申請は簡単に承認されるものではないので、粘り強く食らいつく精神力も必要です。

このように、薬事に携わる薬剤師には、非常に多くのスキルと専門的知識が要求されます。しかし、その分現場で得られる経験ややりがいはあるといえますので、薬事を目指す場合には、求人情報を見つけたら積極的に応募しましょう。

営業(MR・MSなど)

薬剤師の資格を持つ方が、転職をして営業職に就くということがあります。営業職というのは、具体的にはMS(マーケティングスペシャリスト)やMR(メディカル・レプレゼンタティブ)があります。これらの営業職は、医薬品の流通に大きく関わる職業です。

まずMSは、医薬品卸販売担当者の事を指します。主に病院や調剤薬局などへ、自社の医薬品を販売しにくる仕事です。販売を行う際には、販売価格の交渉もMSが行います。さらに、医薬品に関する細かな情報提供を行うのもMSの仕事の一つです。そしてもうひとつの営業職であるMRは、MSと同様に医薬品の情報提供などを行いますが、MRの場合は特に自社製品に対する知識が要求されます。その医薬品の正しい使用方法から効果や副作用、宣伝など必要な情報は多いので、薬剤師としてのスキルが役立てられます。MSとMRは似て非なる職業ですが、実際の現場では協力し合って業務を進めることもあります。

MSになると、営業でたくさんの医療関係者、特に医師とのつながりを築く事ができます。また、医療施設の開業に関する知識も得る事ができますので、将来役立てることができます。もし、MSになる際に薬剤師の資格を持っていれば、年収のベースアップも期待ができます。ただし、営業職ですので成績次第で給与の変動がありますし、ノルマが課されることもあります。営業の仕事にとって顧客は重要な立場にありますので、顧客の希望とあれば休日出勤や残業もやむを得ない場合があります。

一方MRも、一般的な薬剤師と比べて給与は高めになっていますが、それは営業成績次第になります。薬剤師の資格を持っていて、良い成績を修める事ができれば、年収800万円以上も可能です。営業で成績を上げる為には、顧客との信頼関係の構築も重要です。MRの勤務形態は基本的に土日休みであることが多く、カレンダー通りの休みが取りやすいため、待遇面では恵まれています。福利厚生も医療関係なだけあってしっかりしています。よって家庭を持つ薬剤師でも就きやすい仕事です。

ただ、MRになると薬剤師としての知識を活かせる場面はあるものの、それほど必要という訳ではないので、十分に活かしきれないと感じることがあります。営業職なので調剤を行うこともありませんから、そうした感覚やスキルを磨くことは難しいでしょう。ですから、もし将来的に薬剤師としての力を発揮したいのであれば営業職は向きません。営業職に就く場合には、将来的な事も考えた上で行動を起こしましょう。

新規オープン

薬事法などの改正を受けてここ数年の間にドラッグストアがいくつも新規オープンしています。全国展開を目指している店舗や、介護専門施設の会社が参入しているなど、「薬」を取りまく環境は「戦国時代」の様相を呈しています。これには行政が意図する「医薬分離」と、より高度な技術と知識を持った薬剤師の「臨床薬剤師化」が背景にあります。

ここでは医薬品の販売を行う薬局やドラッグストアなどの設置基準を見ながら新規オープンまでの流れを概観してみましょう。

法改正後、名称に薬局と冠する事ができるのは、指定の調剤室があり薬剤師が常駐している店舗であることは別項で述べました。この法則に従えば、ドラッグストアという名称であっても、薬剤師が常勤し調剤室が設けられている場合は立派な「薬局」になります。一般の顧客には判別がむずかしいかもしれませんが、ドラッグストアの名称であっても調剤室を持ち薬剤師が常勤している場合は薬局なのです。同系列の資本によるチェーン展開であっても、薬局と薬局ではない薬屋さんがあると言うことです。

さて設置基準の前に、調剤薬局を開業するためには、所在地の知事の許可が必要です。しかもこの許可は6年ごとの更新義務が課せられています。また、設置基準はほとんど同じですが、都道府県によっては「独自の設置基準」を設けている所もあります。新規オープンの前に、所在地の設置基準は確かめておくことは最重要項目です。

ちなみに、東京都での設置基準は以下の通りです。

・構造や設備などの基準……店舗面積:19.8u、調剤室:6.6u、対面販売設備、鍵のかかる医薬品貯蔵設備、冷暗貯蔵設備、調剤に必要な器具などとなっています(いずれも細則がありますので、実際の店舗の場合は設置場所の自治体に確かめること)。

・人的基準…定められた薬剤師が従事すること。申請者が欠格条項(別項に細則がある)に該当しないこと。

OTC(一般市販薬)の情報をきちんと把握することが出来れば薬歴管理が可能になり、患者以外の集客も望めるため、調剤薬局でもOTCを扱う店舗が急増しています。薬局がすでに営業していれば、OTCの導入はむずかしいものではありません。顧客の立場からも、調剤だけでなくOTCの販売をも合わせ行ってくれる店舗の方が利用しやすい側面を持っているでしょう。

戦国時代の様相にある薬局とドラッグストアですが、行政の当面の目的である「医薬分離」と「臨床薬剤師」の体制が完成するまでにはもう少し時間がかかりそうです。

総合門前

総合門前の薬局、総合病院の前に店舗を構える調剤薬局の薬剤師求人は、とりわけ注目の分野です。その理由の一つは、薬剤師としてのスキルアップにつながるからです。

総合門前の薬局であるということは、あらゆる科に対応して調剤を行っていくことになります。そのため、特定の分野だけに縛られず、幅広い医薬品の知識と経験を積んでいくことができるようになります。さらに、訪れる患者さんも千差万別です。もちろんいわゆる常連の人もいますが、常に動きがあり、その度に新しい病気や治療方法についての情報を得ることになります。このように、薬剤師として知識や能力を向上させるにはとても良い環境と言えます。

また、人々との交流も総合門前の薬局では、他の薬局よりも格段に多くなります。患者さんの対応について、病院の医師や看護師とコミュニケーションを取ることも増えます。さらに、医薬品メーカーの営業などの訪問も多くなるので、自然とレベルが高く、幅の広い情報を入手することができるようになるのです。スキルアップだけでなく、人脈を広げたい人や、人々とのコミュニケーションが好きな人にも向いている薬剤師求人と言えるでしょう。

また、総合門前の薬剤師求人を探すメリットは、安定した勤務時間にあります。基本的には病院の診察時間に合わせて営業していますので、朝の8時から、夕方5時もしくは6時くらいと、営業が長くなく一定しています。また、救急にどれくらい力を入れているかによりますが、たいがいは土日は休みとなっていることが多いため、シフトも安定して入ることができます。このように、一定のペースで働きたい人や、家庭を大事にしたい人などには、とても良い条件となっています。

さらに、効率よく仕事ができるのも魅力の一つです。こうした薬局のほとんどで、電子化したシステムを持っていますので、一度そのシステムに慣れてしまえば、後は複雑な作業をしないで業務を行っていけます。また、立地の性格上、病院の診察中であれば、時間に関係なく絶え間なく患者さんが来るため、勤務する薬剤師の数も多めです。そのため、チームで仕事ができ、テンポ良くスムーズに作業を行っていけるのです。体調が悪かったり、診察で疲れていたりする患者さんが多いため、スピーディーに薬を出してあげるのも、大事なサービスです。そうした点で、効率よく業務を行っていける体制が整っているのは、そこで働く薬剤師としてとても良い環境であり、やりがいのある仕事となる、と言えます。

在宅業務あり

薬剤師の求人情報の中で時折、「在宅業務あり」という条件が掲載されている案件が見られます。薬の調剤をして、服薬指導をする薬剤師で在宅の業務にどのようなものがあるかと疑問に感じる人もいるでしょう。在宅業務ありの薬剤師の募集ですが、実に多種多様な案件があります。その中でも主立ったいくつかの職種を紹介します。

まずはメールや電話対応をする仕事です。医者や患者、消費者で医薬品に関する疑問点・知りたいことなどがいろいろとあります。それを問い合わせる窓口がいくつか設けられていて、こちらで薬剤師はメールなり電話なりを使って、相手の質問に答える業務になります。どのような質問が持ち込まれるかわからないので、幅広い医薬品に関する知識が要求されます。また、最近では自宅療養をしている患者も多く、病院や調剤薬局ではなく自宅で薬剤管理指導を行うこともあります。在宅業務ありの薬剤師の求人の中には、患者の自宅訪問するような募集もあります。医薬品の中には外国製で、輸入されているものもあります。その中には医薬品に関する説明書が、すべて英語表記されていることもあります。語学に自信のない人でも理解できるように、英語記載の説明書を日本語に翻訳して文書作成する業務も、在宅薬剤師の募集で時折出ています。薬剤師だけでなく、語学も堪能で自信があるという人におすすめの案件といえます。

在宅勤務ありの薬剤師の求人ですが、結構人気があります。たとえば地方在住の方の中には近所に薬剤師の資格を生かして働けるような所がなく、長時間電車などに揺られながら通勤している人もいます。この通勤に疲れたので、在宅で無理なく勤務したいという人に人気です。その他にも職場の人間関係がギスギスしている、周りから自分だけが浮いてしまっているから、人とかかわる必要のない仕事をしてみたいという人も、在宅業務の薬剤師求人に興味を抱く人が多いです。

ママさん薬剤師の間でも、在宅業務の案件は高い人気があります。特に小さい子供のいる薬剤師の場合、自分も仕事をしたいけれども子供に留守番を任せて仕事ができない、保育園に入れたいけれども満杯で預けられないため仕事ができないケースもあるでしょう。しかし上で紹介した在宅業務であれば、子供の面倒を見ながら空いている時間を使って業務に励めます。自分のキャリアも断絶することがないですし、仕事をすることで家計のやりくりの手助けもできるでしょう。在宅業務ありの薬剤師の募集は人気ですから、興味のある案件があれば早めに応募することです。

店舗数が多い薬局

薬剤師求人を取り巻く環境は現在、大きく変化しています。主な就職先となる調剤薬局やドラッグストアの再編の波が進んで、小規模な企業が合併などで少なくなり、中小もしくは大手の企業となっているからです。そのため、系列会社などと合わせると、店舗数が多い薬局からの薬剤師求人募集がかかるようになっています。

こうした流れは、就職活動をする薬剤師にとっていくつものメリットをもたらしてもいます。まず、大きな企業であるゆえ、待遇や条件の提示がとても明瞭である、ということです。そのため、求人を探す際にも簡単に希望する条件の職場を見つけられます。そして、入社してから提示されていた条件と、実際の環境が異なっていた、ということがないのも安心して働ける要因です。

また、店舗数が多い薬局で働く利点は、休日などの融通がつきやすい、というところです。近隣にいくつも系列店舗があると、いざ急な用事で休む人がいて、人員不足が生じたとしても、近くから派遣することができるので、フレキシブルに対応することができます。小さい子どもがいると、急に休みを取らなくてはならないこともあるので、こうした対応は頼もしいものです。また、比較的長い休暇にも応じてくれるのもうれしいところです。家庭を持っているけれど、現役でしっかりと働きたい、という人には向いている薬剤師求人のジャンルと言えるでしょう。

また、店舗数が多い薬局イコール大手もしくは中小企業で働くことのメリットは、福利厚生がしっかりしている、という点もあります。出産後も働きたい、子育てしながらでも働きたい、という人も安心して働けるように、託児施設を併設していたり、出産休暇・育児休暇のシステムを明確に持っていたりすることが多いのです。また、そうした企業内では、同じような境遇の薬剤師がたくさんいるので、理解し合える仲間がいることも、大きな助けとなるでしょう。

店舗数が多い薬局の薬剤師求人を探す時のポイントは、薬局名を見るのではなく、運営会社の名前に注目して調べることです。経営している会社は一つですが、薬局名はそれぞれ千差万別なことが多いからです。また、特定の店舗での募集ではなく、地域というくくりで求人を出している場合も、複数の店舗がその地域にある、と見て良いでしょう。さらに、求人サイトの中にははっきりと、「店舗数の多い薬局」という項目を挙げて検索ができるようになっているものもあるので、活用してみるのはいかがでしょう。

田舎で勤務

田舎、つまり地方では都心程、調剤薬局やドラッグストアの求人件数が多くはないでしょう。そして製薬会社の本社は、東京や大阪などに集中していますので、CROなどの受託臨床試験機関、SMO試験実施機構管理機関など製薬会社から医療用医薬品の治験業務を任されるのもわりに都市部にかたよっている現状があります。そして病院のほうですが、私立、また公立とともにその地方自治体や経営本部の財源が問題になってきます。

どうしても都市部にくらべて病院なども少ないし、それとともに調剤薬局ドラッグストアなども少ないですが、その分、薬剤師の責任も重大です。案外病院などは、地方病院のほうが給料がいい場合もあるようです。それも経営母体次第といえなくもないですが。

沢山の薬剤師の勤め先は、殆どがドラッグストアや調剤薬局というのが定説になっています。また病院や、CROやSMO、当然薬剤師としては一般企業の研究職として働くこともあります。企業の研究室は多少都市部から離れたところにある場合もありますが、薬剤師としてはどうしても都市部のほうが就職先、また転職先を見つけやすいのは事実です。

最近はUターン、Iターンなどといって、地方で仕事を探し始める若者も増えてきています。そしてそんな人の為に、全国を網羅した求人サイトがあります。また薬剤師の方の為に、専門の転職サイトを用意しているところも多くなってきていますので、都市部に暮らしつつ、地元の、もしくは地方の仕事を検索することも可能になってきています。

そろそろ田舎に帰って親孝行したいな、と思う人は、まずは地元で薬剤師の仕事を確保して、生活の心配をなくしてから、地元に帰って生活を始めたいものですね。親に心配をかけないで手堅く転職したいなら、まずは転職サイトで地元の仕事があるかどうか検索してみましょう。すべて転職エージェントにお任せしていても、仕事のことについて、また転職のことで相談にのってくれるし、ぴったりの仕事がでてきたら、即座に紹介してくれることでしょう。

地方都市、田舎ということで、仕事がないのではないか、と心配していても、どんな場所でも医療は欠かせないインフラの一つなのですから、人材は必要なのです。できれば常勤で仕事を探したいものですが、ときには非常勤や派遣などでも後に正社員のポジションの可能性があったら思い切って決断してみてもいいのではないかと思います。薬剤師の資格を活かせる仕事であれば、すこし働き先の希望、条件を広げ、人材紹介、派遣会社の紹介を受けてみましょう。

離島で勤務

離島に生きる人々と、医師とのふれあいを描いたマンガが有名になるなどして、地方や地域医療のありかた、問題点が明らかにされる様になってきた最近ですが、離島などでも薬剤師の求人はあるのでしょうか。もちろん、上記のマンガなどはフィクションですから、そのまま信じることはできませんが、それでも離島の医療というのは、限られていて危篤状態や特別な治療が必要になった場合は、本島に行くなどしないといけません。そうなると普段からのケアが大事になり、離島にある薬局または調剤薬局の役割は地域医療、予防の中では重要なものでしょう。

医師や看護師との連携によって、薬で気になる症状や、もともと持っている病状を抑えること、そして当然離島に住む方はお年寄りも多いでしょうから、訪問医療のあり方も問われることになります。またお年寄りは、できれば入院が必要な病気であっても、なるべく島を離れないで治療をしたいし、また慣れ親しんだ土地を離れるのを不安に思うものです。ですから医療スタッフとしては、そうした患者さんの気持ちをくんであげるのも、非常に重要なことでしょうか。

たしかに離島では、調剤薬局や薬局、ドラッグストアなどは少ないかもしれません。でもだからこそ、その一軒一軒が島の医療を支える重要な場所になっているということは言うまでもありません。そしてもし離島で薬局を経営しているのがあなたの親族であったりすれば、その離島に戻って島の医療の為にお店を守る、そして薬屋として貢献するという道もあります。当然都会のほうがお金は儲かるかもしれませんが、離島ののどかな暮らしも悪くないし、それに憧れて移り住む若者も多いといいます。ですから離島暮らしも選択肢として考えておきましょう。

地域密着型なので、それぞれが個別対応、ときには配達さえ必要になる仕事かもしれません。都会のように細分化された仕事ではなく薬剤にまつわる色々な業務を一手に引き受けないと行けない部分もあるとは思うのですが、まずは仕事へのやりがいと、地方で暮らすメリットなども考えてみましょう。いまは全国津々浦々の求人情報がすぐに手にはいりますので、まずは求人情報から検索してみましょう。

調剤薬局だけではなくて、診療所や病院に勤める薬剤師の職も当然見つかるでしょうから、その島にまったく縁もゆかりもないとしても、仕事はみつかります。とくに若い人であったら、より色々なところから仕事のオファーがきて、よりどりみどりでしょう。都会を離れて、地域密着型で仕事をしていきたい人にとってはぴったりの仕事ですね。


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